最初にどこの銀行に出すかで結果が決まる
住宅ローンの審査を出すとき、 「どこに出しても結果は同じ」と思っていませんか?
実は、出す順番を間違えるだけで否決履歴が残り、通る案件も落ちてしまうのです。
福山市でも「最初に不動産会社任せで出して落ちた」「再申込で通らなかった」ケースが増えています。
① 審査の“順番”にはルールがある
住宅ローン審査には、 信用情報機関(CIC・JICCなど)に記録される履歴が残ります。
一度否決されると「否決情報」が一時的に残り、 他行の保証会社がその履歴を見て慎重な判断をするようになります。
つまり、1回目にどこに出すかが、その後の審査結果を左右します。
② 不動産会社が勧める“提携銀行”の落とし穴
不動産会社が「うちは◯◯銀行と提携しているので通りやすいです」と言うことがあります。
しかし、実際はその提携先の保証会社が 融資条件の厳しいタイプである場合も多く、 最初にそこへ出すことで、以後の再挑戦が難しくなるのです。
その結果、「通るはずの銀行」に出しても否決される―― これは順番ミスによる致命的な損失です。
③ 具体的な順番設計(福山市の例)
福山市では、次のような順序設計が一般的です。
- まず信金・JA(柔軟で地域密着型)
- 次に地銀(保証会社系・信用履歴重視)
- 最後にフラット35(保証会社なし)
この順番で出すことで、 通過確率を最大化しつつ、否決履歴の影響を最小限に抑えることができます。
④ 福山市で実際にあった“順番ミスからの逆転承認”例
- 📍尾道市・会社員(年収420万円) → 地銀で否決 → 信金再設計で承認
- 📍福山市・公務員(年収470万円) → 不動産会社経由で否決 → フラット35で承認
- 📍府中市・看護師(年収380万円) → JAで否決 → 信金ルートに切替で通過
いずれも「同じ人・同じ内容」ですが、 出す順番を変えただけで結果が逆転しました。
⑤ 審査を“同時に出す”のは危険
「2社同時に出して早く結果を見たい」という方もいますが、 これは非常に危険です。
なぜなら、どちらかが否決された瞬間に、 もう一方の銀行が「否決履歴あり」としてマイナス評価するからです。
実際、同時申込による「両方否決」は珍しくありません。
⑥ 審査の順番設計が“戦略”になる時代
銀行選びは「どこが通りやすいか」よりも、 “どの順番で出すか”のほうが重要です。
それを知らずに行動してしまうと、 最初の一発で全ルートを潰してしまうこともあります。
逆に、順番を戦略的に設計すれば、 たとえ否決経験があっても再挑戦で通る可能性が十分あります。
⑦ 不動産会社に任せず、プロが出す意味
不動産会社は「通す」ことよりも「契約成立」を目的に動きます。
一方で、私たちは “通すために出す”という前提で銀行と交渉・選定を行います。
あなたにとってベストな順番を設計することが、 成功の第一歩です。
会社情報
福山住宅ローン審査対策相談室(運営会社:株式会社トムソーヤ)
住所:広島県福山市南蔵王町5-22-27
電話:084-961-3700
ホームページ:https://shinsa-taisaku.com
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