「とりあえず仮審査を出してみよう」は危険です。
不動産会社や営業担当から「まず仮審査だけでも出してみましょう」と言われたことはありませんか?
しかし、その判断が後で“命取り”になることがあります。
なぜなら、住宅ローンの審査は「出せば出すほど有利になる」ものではなく、出すほど不利になる可能性があるからです。
① 仮審査を出すたびに“履歴”が残る仕組み
住宅ローンの仮審査を出すと、CICやJICCという信用情報機関に「申込履歴」が6ヶ月間残ります。
この履歴は、すべての金融機関が共有しています。
つまり、ある銀行があなたの信用情報を見た時に、
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「あれ?この人、他でも3件申し込んでるな」
──と判断されるわけです。
その時点で、銀行はこう考えます。
「他行で落ちたのでは?」 「貸し倒れリスクがあるかも」
この印象が付くだけで、通過率が一気に下がります。
つまり、“仮審査を出しすぎる=不信感を買う”ということなのです。
② 不動産会社に任せきりにすると落ちる理由
福山市でもよくあるケースが、物件の営業担当に言われるままに仮審査を複数出してしまうパターンです。
しかし、不動産会社や住宅会社は「物件を売る」ことが仕事であり、 住宅ローンの審査を通す専門家ではありません。
営業担当は「通りやすい銀行」を提案するわけではなく、 「提携している銀行」や「自社が扱いやすい金融機関」に出す傾向があります。
結果、申込履歴が複数残り、最初の段階で“審査の道を狭めてしまう”のです。
③ 住宅ローン審査でやってはいけない3つの失敗
以下の3つの行動は、福山市で住宅ローンに落ちる人の典型的なパターンです。
- 複数の銀行に同時申込
→ 申込履歴が増え、次の銀行が警戒する。 - 不動産会社に丸投げ
→ 審査が通らなくても原因を分析できない。 - 落ちた理由を放置して再申請
→ 改善されていない状態で再挑戦しても同じ結果に。
つまり、「出すこと」より「出す順番と内容」が重要なのです。
④ 出す前にやるべき“申請設計”とは?
当相談室では、申込前に「申請設計」というプロセスを行います。
これは、銀行に出す前に以下を明確にする作業です。
- 信用情報(CIC/JICC)の状態を把握
- 返済比率・借入総額の整理
- 出す順番の戦略を立てる
- 保証会社の相性を見極める
この設計をせずに出すと、通る可能性を自分で下げてしまうことになります。
つまり、住宅ローン審査は「スピード」より「準備」。 焦る人ほど落ちやすいのです。
⑤ 結論:「住宅ローンはスピードより順序」
不動産会社が「早く出しましょう」と急かしてきても、 まずは“通る準備”を優先してください。
特に、借入がある方・延滞経験がある方・年収がボーダーの方は、 “どこにどう出すか”で結果が変わる世界です。
「仮審査を出す前に、まず相談」。 この一歩で、あなたの未来が変わります。
会社情報
福山住宅ローン審査対策相談室(運営会社:株式会社トムソーヤ)
住所:広島県福山市南蔵王町5-22-27
電話:084-961-3700
ホームページ:https://shinsa-taisaku.com
【相談実績800件超/承認率85%/完全成功報酬制/中国5県対応】

