審査に落ちた直後にやってはいけない3つのこと
「落ちた…でも、次に出せば通るかもしれない」
「不動産会社が“他の銀行ならいけますよ”と言っていた」
その気持ちは痛いほど分かります。 しかし、この“すぐ出す”行動こそが、次の審査を不利にする最大の原因なのです。
福山市近郊で800件以上の相談を受けてきた中で、 最も多いのが「否決直後に出して、さらに悪化した」ケース。
今回は、審査に落ちたあとに絶対にやってはいけない3つの行動を解説します。
①【最悪】すぐに別の銀行へ申し込む
最もやってはいけないのが、否決の直後に別銀行へ出すこと。
多くの方が「別の銀行なら通るはず」と考えがちですが、 実際には全銀行が同じ信用情報(CIC・JICC)を共有しています。
つまり、直前に“否決”された履歴は、 他の銀行にもそのまま見られるのです。
銀行側からすれば、
- 「直近で他行否決」=リスク高い
- 「なぜ落ちたのか?」が分からない
この時点で、どんなに条件を整えても “審査テーブルに乗らない”ことが多いのです。
② 否決理由を確認しないまま放置する
次によくあるのが、落ちた理由を調べずに「もう仕方ない」と諦めてしまうこと。
しかし、実際の否決理由の多くは、
- 返済比率オーバー
- 過去の延滞・リボ残高
- 勤続年数・職種の一時的評価
といった、改善可能な要因ばかりです。
当相談室では、金融機関の担当者にヒアリングを行い、 「なぜ落ちたのか」を分析します。
そして、そこから“通すための再設計”を行うのです。
③ 不動産会社に任せっぱなしにする
多くの方が、「不動産会社がやってくれるから大丈夫」と思い込んでいます。 しかし、不動産会社はローン審査の専門家ではありません。
彼らの目的は「家を売ること」。 審査で落ちた後の再設計まではフォローしません。
結果、落ちた理由を把握しないまま次々と出してしまい、 “否決履歴が増える”という最悪のパターンに陥るのです。
一度落ちた人こそ、 次に出す銀行・保証会社・出し方を変えることで逆転承認が狙えます。
福山市で実際にあった“逆転承認”の事例
📍福山市・40代男性・年収420万円
大手銀行で否決 → 当相談室で信用情報を精査 → 保証会社を切替 → 地方銀行で承認。
📍笠岡市・30代女性・パート勤務
2回連続で否決 → 借入整理と家計修正を実施 → 他行のフラットで逆転承認。
📍尾道市・50代男性・自営業
3社否決 → 確定申告書の再作成と保証会社変更 → 逆転通過。
全てに共通するのは、 “落ちた直後に出さなかった”こと。 冷静に期間を置き、設計を見直したからこそ通ったのです。
正しいリスタートのための“3ステップ”
1️⃣ 否決理由を正確に分析 2️⃣ 信用情報を整理(リボ・延滞・比率) 3️⃣ 出す順番を再構築
このプロセスを踏めば、 半年以内に逆転承認が取れるケースも少なくありません。
焦らず、まずは“設計のやり直し”から始めること。 それが次の審査で通る唯一の道です。
結論:焦って出すより、設計を変える
落ちた直後は誰でも焦ります。 しかし、その焦りが“通らない履歴”を積み上げる最大のリスク。
もし今あなたが否決されたばかりなら、 それはチャンスを失ったのではなく、整える時間を得たということ。
審査に通すための「再設計」は、 一度落ちた人ほど必要であり、そして通りやすくなります。
焦らず、順番を変えましょう。 それだけで、未来は大きく変わります。
会社情報
福山住宅ローン審査対策相談室(運営会社:株式会社トムソーヤ)
住所:広島県福山市南蔵王町5-22-27
電話:084-961-3700
ホームページ:https://shinsa-taisaku.com
【相談実績800件超/承認率85%/完全成功報酬制/中国5県対応】

