【貯金ゼロなのに家は買えると思っている人へ】
なぜ“頭金ゼロOK”と言われても、現実には審査で落ちてしまうのか?
「頭金はゼロでも住宅ローンは通るんですよね?」
「広告で“頭金なし”と書いてあったから大丈夫だと思っていました」
こうした声を、福山市(福山・尾道・三原・府中・井原・笠岡)の相談現場で毎日のように聞きます。
たしかに、頭金ゼロで通るケースも存在します。
しかし現実には、貯金ゼロの人ほど審査に落ちやすいのも事実です。
銀行が見ているのは、単純な「貯金額」ではなく、
お金の“増え方”と“使い方”という、通帳の中のストーリーだからです。
① 銀行は「貯金ゼロ=家計管理ができていない」と判断する
住宅ローンは最長で35年という長い付き合いです。銀行は、 「この人は長期的に返し続けられるか」を徹底的にチェックします。
そこで重要になるのが、通帳の動きです。例えば…
- 給料日から数日で残高が大きく減る
- 月末には残高がほぼゼロ近くまで下がる
- 毎月の支出額がバラバラで安定していない
こうした動きが続いていると、たとえ延滞ゼロでも、銀行は 「予期せぬ出費に耐えられない家計」と判断します。
貯金ゼロという状態は、「余力のない家計」を数字で証明してしまっているのです。
② 貯金ゼロは“返済比率の問題”より怖いサイン
住宅ローン審査では、返済比率(年間の返済額 ÷ 年収)が重要だと言われます。 もちろんこれは大事な指標ですが、最近の審査では 「返済比率が基準内でも落ちる」ケースが増えています。
そのとき銀行が見ているのが、 「返済額に対して、生活にどれだけ余裕があるか」という部分です。
毎月まったく貯金ができていない状態は、銀行からすると 「今はなんとか払えているが、少しのショックで簡単に延滞に落ちる家計」 と映ります。
つまり、貯金ゼロ=返済比率以上に危険なサインになってしまうのです。
③ 貯金ゼロの人に多い“危険なお金の動き方”
貯金ゼロの方の通帳や信用情報を確認すると、次のような共通点が見つかります。
- 足りない分をカードローンやリボ払いで補っている
- ボーナスが出るたびに借金の穴埋めに消えている
- 毎月の引き落としがギリギリで、残高が何度も1万円以下になる
- スマホ分割・家電分割・車のローンが重なっている
銀行はこうした動きを見て、 「この生活のまま住宅ローンを追加しても、本当に35年間払えるのか?」 と強い不安を持ちます。
つまり、貯金がないことそのものより、「貯金できない家計構造」が問題なのです。
④ 貯金ゼロでも“動き方”を整えれば通るケースは多い
では、貯金がない人は全員アウトなのかというと、そうではありません。 同相談室では、貯金ほぼゼロからでも住宅ローンが通ったケースが多数あります。
その人たちがやったことは、たった3つです。
1. 借金を住宅ローンにまとめて毎月の支出を下げる
消費者金融・カードローン・リボ・キャッシングなどの 高金利の支払いを住宅ローンに一本化し、 毎月の返済額を大きく下げます。
これだけで、「支出に余裕がある家計」に変わり、銀行の見え方がガラッと変わります。
2. 通帳の“残高の底”を上げる
毎月の終わりに残る金額を、まずは 1万円 → 3万円 → 5万円と少しずつ引き上げていきます。
この動きが続くと、銀行は 「計画的にお金を貯められる人」と評価を変えます。
3. カードと分割払いを整理して“借金予備軍”をなくす
枠だけ残っているカード、使っていない分割契約などは、 銀行からするとすべて「いつでも増える借金」に見えます。
ここを整理することで、信用情報の印象が大きく変わります。
⑤ 結論:貯金額より“通帳のストーリー”が審査を決めている
住宅ローンの審査は、「頭金があるかないか」ではなく、 「お金の動き方が35年間耐えられる形になっているか」で決まります。
貯金ゼロというスタートでも、動きさえ整えれば十分に通る可能性はあります。
逆に、貯金があっても動きが乱れていれば落ちます。
大事なのは、「今の家計のまま申込むか」、 それとも「整えてから申込むか」です。
その差が、審査結果と、この先の35年の生活を大きく分けていきます。
あなたの通帳の“動き”は、銀行が貸したいと思う形になっていますか?
福山・尾道・三原・府中・井原・笠岡エリアで、貯金ゼロからの住宅購入を本気で目指したい方へ。
福山住宅ローン審査対策相談室が、「今の家計」から「通る家計」への整え方を具体的にお伝えします。

