【通帳を開いた瞬間に落ちる人
数字よりも“お金の動き方”が審査を決めている現実
福山・尾道・三原・府中・井原・笠岡エリアで、多重債務やおまとめ住宅ローンの相談を受けていると、よくこう言われます。
- 「預金はあまりないですが、きちんと返済は続けています」
- 「ボーナスもあるので、何とか払っていけると思います」
しかし、審査部が見ているのは預金残高の“多さ”ではありません。 彼らが最も気にしているのは、通帳に映っている“お金の動き方”です。
今回の第2話では、「通帳を開いた瞬間に落ちる人」がどんなパターンなのか、 そして、そこからどう立て直せば良いのかを、審査部目線で解説します。
◆ 審査部は通帳のどこから見るのか?
通帳コピーが提出されると、審査部はまず「直近3〜6か月」をざっと眺めます。 このとき、1行1行をじっくり読む前に、次のポイントを一瞬でチェックしています。
- 毎月の残高がどのあたりで推移しているか
- 給料日の前後で残高が一気にゼロ近くになっていないか
- カード・ローン・消費者金融などの引き落としが何件あるか
- 現金引き出しのタイミングと金額に“クセ”がないか
ここで「これは危ないかも…」という印象を持たれてしまうと、 その後の審査が一気に厳しくなります。 つまり、通帳の第一印象が、そのまま審査の難易度を決めてしまうのです。
◆ 通帳を開いた瞬間に落ちるパターン①:残高ギリギリが常態化している
もっとも分かりやすいのが、「毎月の生活が綱渡り」に見えるパターンです。
- 給料日から数日で残高が1,000円台・数百円台になる
- 月末になると、いつも残高がほぼゼロ
- ボーナスが入っても、すぐに借金返済で消えてしまう
審査部は、こうした動きを見ると 「この先35年間、安定して返済できるイメージが湧かない」と判断します。
とくにおまとめ住宅ローンの場合、 「今の時点でギリギリ」と見られてしまうと、 おまとめで返済額が減るメリットがあっても、 「また同じことを繰り返すのでは?」と不安視されてしまいます。
◆ 通帳を開いた瞬間に落ちるパターン②:引き落としエラー・再引き落としの多さ
もうひとつ審査部が敏感に反応するのが、引き落としエラーの履歴です。
- クレジットカードの引き落としが残高不足で戻っている
- カードローンや消費者金融の自動引き落としが何度も再振替
- 公共料金や通信費まで残高不足で戻されている
これは通帳に「返済管理ができていない証拠」としてハッキリ残ります。 審査部の担当者は、こうした履歴を見つけた瞬間に 「将来も同じことが起こる可能性が高い人」と判断します。
延滞情報が信用情報に載っていなくても、 通帳だけで「実質的な延滞予備軍」と見なされてしまうわけです。
◆ 通帳を開いた瞬間に落ちるパターン③:借金に頼った生活パターン
通帳をよく見ると、「借金で生活費を回しているパターン」が見えてくることがあります。
- 給料日前になると、毎月のようにカードローン入金
- 生活費が足りず、消費者金融の入金→すぐ現金引き出し
- ボーナス時に一括返済するが、その後また借りるサイクル
審査部はこうした動きを見て、 「家計の根本的な赤字を借金で埋めている」と判断します。
その結果、「返済額を下げるおまとめをしても、また借金が増えてしまうのでは」 という不安が強くなり、審査が通りにくくなるのです。
◆ 落とされない通帳に整えるには“3〜6か月の準備期間”が必要
ここまで読むと、 「もう自分の通帳はボロボロだ…」と感じるかもしれません。
しかし、審査部が見るのは直近の動きです。 だからこそ、3〜6か月かけて通帳の動きを整えることで、 審査の印象を大きく変えることができます。
具体的には、次のような対策です。
- 給料日の翌日〜数日で、家賃・ローン・固定費をまとめて支払う
- 残高不足にならないよう、別口座に「生活費用」を移しておく
- カードローンやリボの追加借入を止め、返済だけにする
- 引き落とし口座を1つにまとめ、動きをシンプルにする
つまり、「審査される通帳用の生活パターン」に一時的に切り替えるイメージです。
自分の通帳が“落ちるパターン”かどうか、審査部目線でチェックしてみませんか?
福山住宅ローン審査対策相談室では、相談者さまの通帳を一緒に確認し、 「どこが危険サインになっているか」を洗い出したうえで、 3〜6か月の“通帳リハビリ計画”を作成しています。
自分では気づかないクセも、審査部目線で見るとハッキリ見えてきます。 一度プロの視点でチェックを受けてみてください。
◆ 「通帳をきれいにしてから出す」のか、「今のまま突撃する」のか
多重債務やおまとめ住宅ローンの場合、 「今すぐ出したい気持ち」と 「通帳を整えてから出した方が通りやすい現実」の間で悩む方が多くいます。
どちらが正解かは、借金額・年収・勤務先・家族状況など、 全体像を見て判断する必要があります。
すぐ出した方が良いケースもあれば、 半年かけて通帳と借金を整えた方が、結果的に大きくプラスになるケースもあります。
だからこそ、「今の通帳で勝負できる状態か」を、 審査部の視点でチェックしてもらうことが重要です。
“今出すべきか・整えてから出すべきか”を一緒に判断します
福山住宅ローン審査対策相談室では、 あなたの通帳・借入状況・家計のバランスを踏まえて、 「出すタイミング」と「出し方」まで含めてアドバイスしています。
相談はLINE・電話・面談で対応可能です。 1人で悩んでいる時間が長いほど、通帳は悪い方向に進みやすいものです。 早めに現状を見せていただければ、取れる選択肢はまだ残っています。

