リボ払いは“借金ではない”という勘違い
住宅ローン審査部が最も警戒する残高の正体とは?
多重債務相談で非常に多いのが、次のセリフです。
「リボは借金ではなく“支払い方法”ですよね?」
その気持ちはよく分かります。 クレジットカード会社も「月々の負担が軽くなる!」と 聞こえのいい宣伝をしているため、 リボ払いが“普通の使い方”に感じてしまうのは当然です。
しかし、審査部の世界では──
リボ払い = 借金の中で“最も危険な借金”
として扱われます。
◆ なぜ審査部はリボ払いを最も警戒するのか?
理由は明確で、リボ払いには次の3つの特徴があるからです。
- 残高が減りにくい
- 利用残高が勝手に膨らみやすい
- 生活費の補填として使われるケースが圧倒的に多い
審査部は、あなたの性格を見ているわけではありません。 過去の統計データを見て判断します。
その統計で、最も延滞・破綻につながりやすいのが 「リボ払いの習慣がある人」なのです。
◆ 【現実①】リボ払いは“借金を増やし続ける装置”
ほとんどの方はこう思っています。
「毎月ちゃんと払ってるから大丈夫」
しかし、実際の通帳を見ると次のパターンになっています。
- 支払う → また使う → また支払う → 残高が増える
- 毎月1万円払っているのに、残高はむしろ増えている
- 限度額が毎月のように満杯になっている
つまり、 “返しているつもりで、実は全然返せていない借金” がリボ払いなのです。
◆ 【現実②】審査部は「リボ残高が1円でもある人」を警戒する
あなたが「大した額じゃない」と思っている5万円・10万円のリボ残高。 審査部は、それだけで次のように判断します。
この方は、生活費が足りていないためリボを使っている可能性が高い。
つまり、金額の多さではなく、 「なぜリボを使ったか」 が問題になるのです。
そして、ほとんどのケースでその理由は
生活費を補うため
であることが、審査部にはバレています。
◆ 【現実③】リボ払いは“審査部からの信用”を最も落とす
信用情報には「リボ払い」という表示はありません。 しかし、審査部は見抜いています。
チェックしているのは次のポイントです。
- 毎月の支払い額が固定されている(リボの特徴)
- 残高がほとんど減っていない
- 利用限度額まで常に埋まっている
- 定期的に追加借入がある
これらが見えると、審査部は 「この方は支払いの管理が難しい状況にある」 と判断します。
たとえ年収が高くても、リボ残高ひとつで否決されることは珍しくありません。
◆ 【比較】カードローン50万円より、リボ10万円のほうが危険
ここが一般の方と審査部の“価値観のズレ”です。
多くの方がこう思っています:
「10万円なら大したことない」
しかし審査部はこう判断します:
「10万円すら返せずリボに頼っている」
だからこそ、
カードローン50万円より、リボ10万円のほうが危険視される
という逆転現象が起きるのです。
◆ 当相談室が行う“リボ払いの審査対策”とは?
福山住宅ローン審査対策相談室では、 リボ払いがあるお客さまに対して、次の対策を行います。
- リボ化した理由を明確に整理する
- 生活費の乱れを特定し改善計画を作る
- リボ残高を減らすステップ設計
- 申述書(事情説明書)で審査部が理解できる説明を作る
このプロセスを踏むことで、 審査部の警戒ポイントが消え、 “通る状態”に近づけることが可能になります。
あなたのリボ払いは、審査にどう見られるのか?
金額が少なくても、審査部は非常に厳しく見ます。 自分の状況が“まだ通るのか” “危険なのか” を確認しておくことが、 おまとめ住宅ローン成功の第一歩です。

